13Jan
季節とあなたに寄り添う口福レシピで
生理&更年期トラブルを0にする
月めぐり漢方 主宰 楠田直美です。
今朝は週末の「小正月」の準備をしています^^
無病息災を願って小豆粥を食べる習慣があります。
みなさんのご家庭ではいかがでしょうか?
お正月のしめくくりに食べる小豆粥
小豆の赤い色には邪気を祓う力があると考えられ
無病息災を願い、農家が五穀豊穣を願い
また子孫繁栄を祈った行事。
江戸時代は塩や砂糖で味をつけていた文献がありますが
我が家では「冷え」を予防し栄養を付けるため
なつめ(棗)と黒砂糖をいれています♪
え?黒砂糖??とよく驚かれますが
ヨーロッパのポリッジ(西洋粥)のように少し甘みがあり
疲れがたまっている方や、体力のない方にも
お勧めの「小豆粥」なんです^^
ちなみに関東と関西では味付けが異なり
江戸時代、江戸では砂糖を入れ
関西では塩を入れて食べていたそうです。
薬膳料理としての小豆の働き
利尿作用が強く、解毒作用に優れています。
冷え性さんでも安心して使える豆の1つです^^
むくみの緩和に凄く役立つのですが、
小豆茶を毎日飲んだり、
あまり食べすぎると脱水してしまい
必要な潤いが失われるため、
便秘や肌の乾燥のトラブルに繋がります。
食事やお茶としてとるときは
量に気を付けたり、
タイミングをみてとってくださいね。
疲れ&むくみ解消 紅小豆粥
月経前のめまい、だるい、などの不調を感じる方にも
おすすめの我が家の薬膳料理「紅小豆粥」の配合です^^
小豆 15g
白米 1/3カップ
なつめ 3~4個
黒砂糖 小さじ1
水 3カップ
市販の「ゆであずき」(無糖のもの)を使いましょう!
入れて煮込みます。
初めから入れてください。
5分ほど蒸しましょう。
暦に合わせた食生活で季節を知る
四季がある日本だからこそ
太陽のリズム=暦のリズムにあわせた食生活は情緒を育みます。
私自身、昔から平日は都会でバリバリと働き
週末は海でマリンスポーツを楽しんでいたので
風の香りや風向きで季節を肌で感じ取り
捕れる魚で旬を感じたり
身近に自然のリズムを感じていました。
私の例は少し特殊ですが
本来日本人がもっている心豊かな気持ちは
都会に住んでいても可能です。
ふと見上げたときの空の雲の形
風の匂いや温度
街路樹や公園の花々
その季節ならではの野菜や果物
そんな身近なことからぜひ自然を感じてみてください。
漢方で一番大切なのは「感じる心」です。
日本ならではの季節の食事や
日常の中にあふれている小さな自然を楽しむ
そんな漢方ライフをまた少しずつお伝えしてゆきますね^^
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