14Sep
こんにちは
月めぐり®漢方 主宰 楠田です。
今週は「江戸ごはん」
「青菜(小松菜)」の塩漬けと白米ごはんで
お弁当を作りました。
仕事上、外出が多いため
なかなかお弁当を食べられる環境になく
外食が多いのですが
食べられる状況のときには
お弁当持参です。
白米が食べられるようになったのは
奈良時代ごろから。
そのころは貴族や、
身分の高い人が食すものでしたが
戦国時代以降
米の生産量も増え
庶民でも食べられるようになり
江戸時代には「米」と言えば白米と
言われるまでに普及。
玄米は、意外にも大昔から
食べられていないのです。
その理由は玄米の炊飯に
時間と燃料がかかり過ぎること。
そして消化が悪いので
胃腸の不調を起こしやすいこと。
栄養価は高いのですが
昔から玄米が主流ではなかったのは
この2つが大きな原因とされています。
庶民は
現代の白米ほどしっかりとした精製では
ありませんが
ヒエやアワなどの雑穀を混ぜ
食べている記録が残っています。
江戸時代になると
米の精製技術が向上し
「米=白米」として広まりました。
そして江戸っ子は白米ごはん大好き。
朝炊いて、昼はおにぎりにしたり
竹の葉に包みお弁当に、
夜は、士農工商、身分を問わず冷や飯。
番茶をかけてお茶漬けなどにして
食べていたそうです。
中華街で買った竹の葉に
ご飯とお手製の青菜の塩漬け
地味ですが、白米と青菜
両方の素材の良さを引き立てて
シンプルで美味しいですよ。
竹の葉の香りにも癒されます
この日は具沢山のお味噌汁と共に楽しみました。
青菜(小松菜)は薬膳でも大活躍する野菜の1つ。
江戸の頃から1年を通して市場に出回り
安く手に入り美味しい。
小松菜はこんなお悩みや予防の薬膳料理として
活用されています。
●筋腫
●更年期の不調
(ほてり、ホットフラッシュ、頭痛、便秘、肝斑など)
●貧血
●血の不足による不妊タイプ
●顔の(肌の)くすみ、シミ、弾力の低下
●動脈硬化
●がん予防
●老化予防(骨粗鬆症含む)
ほうれん草よりも灰汁がなく
調理もしやすく
塩漬けにすると保存も効くので
献立にも取り入れやすい野菜です。
<小松菜の献立例>
●小松菜と油揚げの煮びたし
●小松菜とにんじんのナムル
●小松菜、にんじん、豚肉の炒め物
(中華風、醤油とにんにく、
シンプルに塩コショウのみなど、味付けは自由)
●小松菜をいれた焼きそば
●小松菜と卵の炒め物(ベーコンを入れても)
●小松菜+豆腐・しめじ・もやし・玉ねぎ
などを入れたお味噌汁
●小松菜のクリーム煮
バリエーションは豊富です。
こんな家庭料理も薬膳です。
めずらしい食材を使わなくても
身近な材料で
家族全員の健康維持にも役立つ
シンプル薬膳
小さな不調が気になる方は
献立に取り入れてみてはいかがでしょうか?
東洋の魔法を学ぶ 月めぐり®︎漢方 主宰
●国際シンギングボウル協会認定
シンギングボウルプレイヤー・講師
●漢方上級スタイリスト・薬膳養生指導師
●英国IFPA認定アロマセラピスト
楠田直美
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