12Dec
みなさんは牛乳、チーズ、ヨーグルトはお好きですか?
牛乳をはじめ、乳製品はもともと日本の
食文化にないから消化しにくい
そんな情報も多く出回っています
実は、牛乳は日本でも平安時代の文献に登場している
食材なんですよ
ただ、当時はまだ発酵食品として使われていなかったようで、
中国同様、古来では体力回復や乾燥による不調の改善に
飲料か食薬として扱われていたようです
一部の成分が消化出来ないから身体に悪いのではなく
消化不良を起こす胃腸の機能の低下を招く
「生活のバランスの崩れ」を見直すことはとても大切です
私も、子供の頃から牛乳を飲むとお腹を下す体質でした
今でもそんなに多くは飲めませんが
西洋では安眠に繋がるとされているナイトミルクを
(ホットミルク)安眠のセルフケアとして続けています
食物アレルギーの場合は慎重になる必要がありますが、
身体を整えることで乳製製品も楽しむ事が可能です^^
また乳牛に使われているホルモン剤が身体に悪い影響を
与えるのではないか?と気になる方
今は、ノンホルモンの自然の営みにより搾乳された牛乳が
通販で販売されています
「ノンホル」「牛乳」で検索すると
いろいろな牧場やお店が出てきますので、
気に入ったお店の牛乳を楽しんでみてはいかがでしょうか?
薬膳において
牛乳、チーズ、ヨーグルトでそれぞれ働きが異なります
牛乳の働き
疲労回復、衰弱している時の回復、
身体に必要な潤いを与え、腸を潤す
体力がない、疲れがとれない、
空咳が出る、
皮膚や髪の毛の乾燥が気になる、
顔がほてる、夜寝付きが悪い、
便が乾燥して固い、
こんな不調がある時におすすめなのが
こちらの献立です
*白菜、じゃがいも、ニンジン、鶏肉のクリームシチュー
(パセリを振りかけて)
パセリは出来れば生がおすすめです^^
市販のルーを使わずに作るとカロリーも抑えられます
「とろみ」が欲しい場合は片栗粉を小さじ1を水で溶いた物を
入れて作ると簡単にとろみが作れます。
こんな普通の家庭料理で薬膳なんですか?
そんな質問を多くうけています
答えは「はい立派な薬膳」です^^
自分や家族の体質、その日の体調、季節、
その日の天気に合わせて必要な素材を使い作る
オーダーメイドの食事 = 薬膳です
スーパーにある食材でも、必要なものを選べば
立派な薬膳です
今回は牛乳のお話をしましたが
身近な素材で作る、薬膳をぜひ健康管理に
役立ててくださいね
備考:マクロビオティックは同じ陰陽理論を用いていると
言われていますが、創始者による独自の理論を用い、
漢方、中医学、薬膳の理論と、ほぼ真逆の理論で行う食事療法です。
取り入れる方法も異なります。
また薬膳では食材に優劣をつけず、天然の食材には
身体に毒になる物はないと考えています。
そのため薬膳ではマクロビで禁忌とされている、
白米、小麦粉、動物性食品、ナス科の食材
(茄子、じゃがいも、漢方食材である枸杞、等)も料理に利用します。
私個人としては、小さな不調をなくし、本当に健康になるのであれば、
どんな療法も「あり」だと思っています(*^^*)
が、薬膳(ベースになっている中医学、漢方)とマクロビに関しては、
混乱の元になるので、生活に取り入れる際には
どちらか1つにすることをおすすめします^^
ランキングに参加しています
1クリックして頂けると励みになります^^
にほんブログ村